

ポートフォリオって、「何を作ればいいか」で立ち止まりやすいです。
でも安心して大丈夫。ネタがないんじゃなくて、作りやすい型を知らないだけのことが多いです。
職種別に、現実的に作れるプロジェクト案を20本、難易度つきで置きます。
目次
このページで持ち帰れるもの
ポートフォリオで強いのは、派手さより「その職種っぽい仕事ができる」ことが伝わる内容です。
そのために使うのが職種の動詞です。
| 職種 | 動詞(仕事の中心) | 成果物に落とすと |
|---|---|---|
| マーケ | 整理する/検証する/伝える | 比較表+仮説+改善案 |
| 営業 | 聞く/まとめる/提案する | ヒアリング整理+提案書 |
| 人事 | 要件化する/整える/判断材料を作る | 求人票+面談メモ+規程チェック |
| PM/企画 | 決める/優先する/進める | 要件定義+ロードマップ |
| CS | 解く/減らす/整える | FAQ+対応フロー |
コツ:「職種の動詞」で企画すると、自然に“それっぽい成果物”になります。
ネタを考える前に、提出の形を決めると迷いが減ります。
| 形 | 向く成果物 | 強み | 注意 |
|---|---|---|---|
| Notion | 企画/比較/手順/ナレッジ | 読みやすい、構造化しやすい | 長文は要点を先に |
| GitHub | コード/自動化/ツール | 再現性が強い | READMEが命 |
| スライド | 提案/説明/意思決定支援 | 伝わる、短時間で読める | 結論を最初に |
迷ったら
最初の1本はNotionが作りやすいです。次にスライドで「説明力」を足して、最後にGitHubで「再現性」を足すと強くなります。
いきなり大作を作ろうとすると、手が止まりやすいです。
最初の1本は、軽くていいので「形が残る」を優先します。
| 段階 | 作るもの | 目安 | 狙い |
|---|---|---|---|
| 1本目 | 比較表+結論(条件分岐) | 2〜3時間 | 形が残る |
| 2本目 | 手順(Step1-3)+注意点 | 3〜5時間 | 再現できる |
| 3本目 | 小さな自動化/ツール | 5〜10時間 | 実務感が出る |
小さな安心:最初は「完成度」より「提出できる形」にするのが正解です。形があると、次が速くなります。
ここから具体案です。職種別に「作りやすい順」で並べます。
| No | 職種 | プロジェクト案 | 成果物 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | マーケ | 競合3社の比較表→条件分岐の結論 | Notion(比較表+結論) | 低 |
| 2 | マーケ | 広告文:刺し方3パターンで30案作成 | Notion(案+選定理由) | 低 |
| 3 | マーケ | LP構成テンプレを作って叩き台を書く | スライド(構成+根拠) | 中 |
| 4 | 営業 | ヒアリング整理フォーマット(現状/課題/制約) | Notion(テンプレ) | 低 |
| 5 | 営業 | 提案書の章立てテンプレ+例 | スライド(10枚) | 中 |
| 6 | 営業 | 議事メモ→決定事項ログ化の運用案 | Notion(ログ表+運用) | 低 |
| 7 | 人事 | 求人票の叩き台テンプレ(項目固定) | Notion(テンプレ+例) | 低 |
| 8 | 人事 | 面談メモの整形フォーマット | Notion(項目固定) | 低 |
| 9 | 人事 | 規程の抜け・矛盾チェック手順 | Notion(指摘表+修正案) | 中 |
| 10 | PM/企画 | 要件定義:目的→非目的→成功条件を整理 | Notion(要件定義1枚) | 中 |
| 11 | PM/企画 | ロードマップ案(優先順位の根拠つき) | スライド(ロードマップ) | 中 |
| 12 | CS | 問い合わせ分類→FAQ構成案→更新ルール | Notion(FAQ設計) | 中 |
| 13 | CS | 対応フロー:一次対応→エスカレーション設計 | スライド(フロー図) | 中 |
| 14 | バックオフィス | 社内文書の表記ゆれ辞書を作る | Notion(用語辞書) | 低 |
| 15 | バックオフィス | メール雛形集(相手別・目的別) | Notion(雛形10本) | 低 |
| 16 | データ/分析 | 指標の定義集(KPI辞典) | Notion(定義+注意) | 中 |
| 17 | データ/分析 | 週次レポートのテンプレ(要点→示唆→次) | スライド(定型10枚) | 中 |
| 18 | エンジニア | 小さな自動化:メール→要約→表に記録 | GitHub(README付き) | 高 |
| 19 | エンジニア | 社内資料検索の小さな検索ツール設計 | GitHub+Notion(設計) | 高 |
| 20 | 横断 | プロンプト台帳(用途×成果物×タグ+版管理) | Notion/シート | 低 |
選び方
「今の職種に近い動詞」が入っている案を選ぶと、説明がしやすくて評価されやすいです。
同じネタでも、AIの使い方で成果物の強さが変わります。特に効くのはこの3つです。
| 頼み方 | 狙い | 例 |
|---|---|---|
| 観点を先に決める | 内容が散らからない | 比較は「価格/支援/成果物/制約」 |
| 合格ラインを数字で | 提出できる形になる | 10枚、箇条書き5点まで |
| 自己チェックさせる | 仕上がりが安定 | 事実→抜け→表現の順で確認 |
小さなコツ:「何を出すか」より先に「どう採点するか」を決めると、成果物がグッと締まります。
テンプレ1:企画(1行ゴール)
[誰]が、[何の判断/行動]をできるように、[テーマ]を[分量/時間]でまとめる。
テンプレ2:設計(観点と構成)
観点:[5つまで]
構成:結論→背景→全体像(Step1-3)→比較/根拠→注意→次アクション
合格ライン:[ページ数/文字数/表の数など]
テンプレ3:提出文(説明の型)
背景:なぜこれを作ったか(1〜2行)
目的:誰の何を助けるか(1行)
工夫:観点/条件分岐/注意点(箇条書き3点)
再現:他のテーマにも使える部分(1行)
回答:経験の深さより「整理の仕方」が評価されやすいです。比較表と条件分岐、注意点を入れるだけで、判断材料として強くなります。
回答:最初の1本は「低〜中」難易度で、2〜3時間で出せるものがおすすめです。形ができると、次が選びやすくなります。