

仕事に生成AIを入れたい。
でも「どこから触ればいい?」で止まりやすいんですよね。
このページは業務棚卸のテンプレを渡して、今日の一歩を迷わない形にします。
目次
このページで持ち帰れる“ギフト”
業務棚卸って、ざっくり言うと「自分の仕事を部品に分けて、AIに渡せる形にする作業」です。
いきなり「AIで仕事を速くする」って言うと、範囲が広すぎて迷子になりやすい。
だから先に、任せやすい仕事を発掘して、そこから育てます。
結論から言うと、AIに任せやすいのは「入力」と「出力」がだいたい決まっている仕事です。
| 仕事のタイプ | 入力(AIに渡す材料) | 出力(欲しい形) | 例 |
|---|---|---|---|
| 整える系 | メモ、箇条書き、議事録断片 | 要点、構造化、ToDo | 会議メモ→決定事項+担当+期限 |
| 叩き台系 | 目的、相手、条件、制約 | 文面、骨子、下書き | 依頼メールの初稿、提案書の章立て |
| 言い換え系 | 元文章、トーン指定 | 丁寧化、短文化、表現統一 | 社内向け→顧客向けに言い換え |
| 集める系 | 調べたい観点、前提 | 比較表、要約、論点 | 候補3社の違いを観点別に整理 |
見分けるコツ
「毎回、同じような材料を集めて」「同じような形に整えている」なら、AIが入りやすいです。
ここからが本題です。下の表を埋めるだけで、棚卸が進みます。
| 項目 | 書くこと | 例 |
|---|---|---|
| 作業名 | 何をしている?(動詞で) | 問い合わせ返信を書く |
| 発生タイミング | いつ発生する? | 毎朝/週1/月末 |
| 入力 | 材料は何?どこにある? | 顧客メール+過去履歴+商品条件 |
| 出力 | 最終形は何? | 返信文(200〜300字) |
| 判断 | 人が決める所はどこ? | 値引き可否、納期確約、例外対応 |
| NG・注意 | 入れたら危ない情報は? | 個人情報、契約条件の確定、社外秘 |
ポイント:最初から完璧に書かなくて大丈夫です。まずは「入力」と「出力」だけでも埋まると、一気に道が見えます。
棚卸ができたら、次は「どれから試すか」です。おすすめは頻度×時間×リスクで決めること。
| 判断基準 | 見るポイント | 選びやすい目安 |
|---|---|---|
| 頻度 | どれくらい繰り返す? | 週1以上(理想は毎日) |
| 時間 | 1回あたり何分? | 10分以上(積み上がる) |
| リスク | 間違えた時の影響 | 低〜中(最終確認できる) |
最初のおすすめ領域
コピペ用:AIへの依頼テンプレ
目的:[この作業で達成したいこと]
前提:[相手/状況/制約(社内ルール、文字数など)]
入力:[材料を貼る]
出力:[形式(箇条書き、表、メール文)+分量]
確認したい点:[不安なポイントを2つまで]
失敗1:材料を一気に投げて、返ってきた文章が使えない
私も昔やりました。メモも履歴も全部貼って「いい感じにして」と頼む。
結果、言葉は整ってるのに、肝心の結論がズレる。…あれ、地味にヘコみます。
戻り方は簡単で、出力の形を先に決めてから、材料を「必要な分だけ」に絞ります。
安心の運用ルール
AIは「作る係」、あなたは「決める係」。この分担にすると、仕事で使いやすくなります。
回答:最初は1つで十分です。むしろ1つを深くやった方が、次の棚卸が速くなります。
回答:使い方次第です。素材をそのまま入れず、固有名詞を置き換えたり、構造だけ整えてもらう形なら安全側に寄せられます。社内ルールがあるなら必ず従ってください。