

調査って、時間をかけたのに「結論が薄い」ことがあります。
それ、努力不足じゃなくて順番の問題が多いです。
AIと検索を“役割分担”すると、調査が一気に進みやすくなります。
目次
このページの“ギフト”
結論はこれです。
AIは「整理・要約・比較」に強い。検索は「事実の確証(一次情報)」に強い。
| やりたいこと | 向く手段 | 理由 |
|---|---|---|
| 論点を洗い出す | AI | 短時間で観点を出せる |
| 数字・条件を確かめる | 検索 | 一次情報に戻れる |
| 比較表にまとめる | AI | 形式化が得意 |
| 最新情報を確認する | 検索 | 更新が入る領域に強い |
大事な線引き:「それっぽい文章」はAIが作れます。でも「その情報が正しいか」は検索(一次情報)で確かめるのが安全です。
| ステップ | やること | 主役 | 成果物 |
|---|---|---|---|
| 1 | 問いを細くする | あなた+AI | 調査設計(観点) |
| 2 | 一次情報を確保する | 検索 | 根拠URL/資料 |
| 3 | 要点抽出→比較表 | AI | 比較表(観点別) |
| 4 | 結論を条件分岐にする | あなた+AI | 「この条件ならA」 |
| 5 | 根拠メモを残す | あなた | 再利用できるメモ |
この順番が強い理由
最初に「問い」を整えると、検索もAI要約もムダが減ります。逆順だと、情報だけ増えて結論がぼやけやすいです。
調査で迷う原因の多くは、問いが太いことです。
問いを細くするコツは、答えの形を先に決めること。
| 答えの形 | 問いの例 | 向く場面 |
|---|---|---|
| 比較表 | AとBの違いを観点5つで | サービス選定 |
| 手順 | 最短の進め方をStep1-3で | 運用・導入 |
| 条件分岐 | この条件ならA、こうならB | 意思決定支援 |
| 注意点 | 失敗しやすい所と回避策 | トラブル予防 |
調査設計(テンプレ)
目的:[何の判断をしたい?]
候補:[A/B/C]
観点:[価格/機能/サポート/制約/運用負荷]
結論の形:比較表+条件分岐(3つ)
ここは検索の出番です。特に、数字・対象範囲・例外は一次情報に戻ります。
| 一次情報になりやすい | 例 | 確認したい理由 |
|---|---|---|
| 公式ページ | 料金、機能、利用条件 | 更新が入る |
| 規約・ガイド | 禁止事項、対象外条件 | 例外が多い |
| 公的機関・一次資料 | 制度、定義 | 解釈が揺れにくい |
検索のコツ
「公式」「料金」「利用条件」「規約」「FAQ」みたいな“資料の名前”で探すと、早く一次情報に当たりやすいです。
一次情報が集まったら、AIに「要点を抜いて表にする」を頼みます。
この時のコツは、AIに観点(列)を先に渡すことです。
| 観点(列) | 見るポイント | メモの残し方 |
|---|---|---|
| 価格 | 初期/月額/追加費用 | 条件つきなら条件も書く |
| 機能 | できる/できない | 言い切りより範囲を書く |
| サポート | チャネル/時間/質 | 「誰が助かるか」も一言 |
| 制約 | 対象外/例外/注意 | ここが一番重要 |
ポイント:比較表は「良い/悪い」ではなく、「条件が合う/合わない」を見える化するものです。
調査の価値は、最後の「結論の出し方」で決まります。
おすすめは、条件分岐を3つだけ作ること。
| 条件の種類 | 分岐の例 | 聞き手が助かる理由 |
|---|---|---|
| 予算 | 予算優先ならA、機能優先ならB | 迷いが減る |
| 運用 | 現場に広げるならB、少人数ならA | 失敗が減る |
| サポート | 相談が多いならC、自己解決ならA | 現実に合う |
結論の書き方
「Aが一番」ではなく、「この条件ならA」が、仕事では一番信用されます。
最後に、根拠を“使える形”で残します。これがあると、次回の調査が速くなります。
| 残すもの | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| 根拠URL | 1観点につき1〜2本 | 料金ページ、利用条件ページ |
| 要点 | 1行で | 月額は条件で変動、追加費用あり |
| 注意 | 例外条件を優先 | 対象外の業種、返金条件など |
根拠メモのコツ:長文にしないで、1行要点+注意だけ残すと続きます。
プロンプト1:観点設計(問いを細くする)
目的:[判断したいこと]
候補:[A/B/C]
出力:比較の観点を8個出して、仕事で使いやすい5観点に絞ってください。最後に結論の形(条件分岐3つ)も作ってください。
プロンプト2:要点抽出→比較表→条件分岐
以下の一次情報(文章/メモ)を読み、指定観点で比較表にしてください。各セルは1〜2行で短く。最後に「この条件ならA」形式の条件分岐を3つ出してください。数字・条件・例外は強調して書いてください。
根拠メモ(雛形)
テーマ:[ ]
結論(条件分岐):①[ ]②[ ]③[ ]
観点別メモ:
・価格:要点[ ]/注意[ ]/根拠URL[ ]
・機能:要点[ ]/注意[ ]/根拠URL[ ]
・制約:要点[ ]/注意[ ]/根拠URL[ ]
回答:アイデア出しや論点整理ならOKです。ただ、数字や条件が絡む判断は、一次情報に戻るのが安全です。
回答:観点を5つまでに絞るのがおすすめです。観点が増えるほど、結論が薄くなりやすいです。