

営業メールって、内容そのものより「相手の負担が重そう」に見えた瞬間に、そっと閉じられがちです。
なので狙いは、熱量を上げることじゃなくて、相手が返しやすい形に整えること。
このページは、断られにくい依頼文をテンプレとして置きます(AIで作る手順つき)。
目次
持ち帰れるもの
結論はシンプルです。断られにくい依頼は、相手が頭の中でこう思える文です。
| 要素 | 相手が安心する理由 | 入れ方(短く) |
|---|---|---|
| 依頼の内容 | やることが明確 | 「15分だけオンラインで」など具体に |
| 負担の目安 | 想像できる | 時間・回数・資料の有無を書く |
| 選択肢 | 返答がラク | 候補日2〜3/YES/NOの分岐 |
| 断り口 | 気まずさが減る | 「難しければ一言だけで」 |
ポイント:説得ではなく、相手の「返信の手間」を減らす。ここが整うと、返事が戻りやすくなります。
依頼文は、構成でほぼ決まります。おすすめの並びはこれです。
| パーツ | 書くこと | 1行例 |
|---|---|---|
| ①あいさつ+名乗り | 誰からの連絡か | 「○○の△△です。突然のご連絡失礼します。」 |
| ②連絡した理由 | なぜ今あなたに? | 「貴社の□□の取り組みを拝見し…」 |
| ③依頼(結論) | 何をお願いしたい? | 「15分だけお時間をいただけますか」 |
| ④負担の軽さ | 時間・準備・ゴール | 「資料は不要で、確認点は2つだけです」 |
| ⑤選択肢 | 候補・返信形式 | 「A/B/Cのいずれかでご都合いかがでしょう」 |
| ⑥断り口 | 断っても気まずくない | 「難しければその旨だけで大丈夫です」 |
| ⑦締め | お礼+署名 | 「お忙しい中恐れ入ります。よろしくお願いいたします。」 |
コツ
③の依頼(結論)を先に出して、④で安心させる。ここが一番効きます。
件名は「内容が分かる+怖くない」が正解です。短く、要件が見える形が強いです。
| 用途 | 件名テンプレ | 使う場面 |
|---|---|---|
| 初回 | 【ご相談】○○について(15分だけ) | 軽い打診 |
| 初回 | ○○の件:簡単にお伺いしたい点があります | 質問が主 |
| 日程調整 | ○○のご相談:候補日3点お送りします | 候補日提示 |
| リマインド | 【再送】○○のご相談(ご都合だけでも) | 未返信 |
| 断られた後 | ○○の件:条件を変えて1点だけご相談 | 再提案 |
避けたい件名
「ご提案」「重要」「至急」みたいな単語だけが強い件名は、開封前に警戒されやすいです。要件と負担を並べるのが安全です。
テンプレ1:初回の依頼(最も無難)
○○株式会社 [部署][お名前]様
突然のご連絡失礼いたします。[会社名]の[あなたの名前]と申します。
貴社の[取り組み/サービス]を拝見し、[相手に関係する理由]の観点で一度お伺いしたくご連絡いたしました。
ご相談ですが、[目的]について15分だけお時間をいただけますでしょうか。
当日は資料不要で、確認したい点は[2点]のみです。
ご都合がよろしければ、下記いずれかでいかがでしょうか。
・[候補1]/[候補2]/[候補3]
難しければ、可能・不可だけでもご返信いただけますと助かります。
お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
――――――――
署名[会社名/氏名/連絡先]
テンプレ2:未返信のリマインド(圧を下げる)
○○株式会社 [部署][お名前]様
先日はご連絡をお送りし、失礼いたしました。[会社名]の[あなたの名前]です。
[前回の依頼の要点]の件、もしご多忙で埋もれていましたらと思い、念のため再送いたします。
ご負担にならない形で進めたく、可否だけでも一言いただけますと助かります。
可能であれば、[候補1]/[候補2]のどちらかで15分ほどお願いできますでしょうか。
難しければ、その旨だけで問題ありません。
よろしくお願いいたします。
テンプレ3:断られた後(条件を軽くして再提案)
○○株式会社 [部署][お名前]様
ご返信ありがとうございます。[会社名]の[あなたの名前]です。
今回はご都合が難しいとのこと、承知いたしました。
一点だけ条件を変えてご相談です。[お願いしたい内容]を、メールで2問だけお伺いしてもよろしいでしょうか。
(例)質問1:[YES/NOで答えやすい質問]
質問2:[選択肢で答えやすい質問]
難しければ「難しい」で大丈夫です。可能な範囲でご教示いただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
AIは、ゼロから書かせるより「材料→型→微調整」の順にすると安定します。
| Step | あなたが用意する材料 | AIに頼むこと | 出力 |
|---|---|---|---|
| 1 | 目的、相手、負担(時間) | 依頼の骨格を作る | 本文の叩き台 |
| 2 | 候補日、条件、NG表現 | 短文化+選択肢を整える | 送れる文面 |
| 3 | 社内ルール、トーン | 自己チェックして最終版 | 最終稿 |
材料の最小セット
コピペ用:AIへの依頼(初回メール)
あなたは営業メールの編集者です。相手の負担が軽く見える文に整えてください。
目的:[ ]
相手:[業種/立場/関係性]
依頼:[15分の打診/メールで2問だけ等]
負担の目安:[時間/資料不要/確認点2つ]
候補:[候補日2〜3]
NG:[避けたい表現]
出力:件名3案+本文(250〜350字)。最後は次アクションを1行で。
追加:断りやすい一文も入れてください。
| 失敗 | 起きる理由 | 直し方(1手) |
|---|---|---|
| 長くて読まれない | 背景を説明しすぎる | 依頼(結論)を先に出し、背景は2行まで |
| 相手が動けない | 次アクションが曖昧 | 候補日2〜3、またはYES/NOで返せる形に |
| 圧が強い | 急かしに見える | 断り口を入れて、負担の目安を明記 |
| 刺さらない | 相手に関係する理由が薄い | 「なぜあなたに?」を1行だけ追加 |
直しの順番:文章を整える前に「依頼の具体」「負担の目安」「選択肢」を先に揃えると、効果が出やすいです。
回答:不安な時ほど、相手の負担を数字で書くのが安全です。「15分」「資料不要」「確認点2つ」みたいに具体があると、丁寧さが伝わりやすいです。
回答:「都合の良い時間帯を2つ」など、相手に選択肢を渡す形にします。完全自由記述にすると、返信が遅れやすいです。